×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

「グレアム尊士の好き勝手放題」

      

 

      

NS−9 「ノヴァ・ストレートライン」

 

 

 

解説 : 新暦568年に開発されたノヴァ・テクノロジー社(以下ノヴァテク)製のピストル。設計にはノヴァテクの社長アレックス・ウィンゲート自らが関わっており、このモデルは共通規格を取り入れた世界初の拳銃として知られている。すべてのパーツに互換性がある点を最大の特徴としており、生産性の高さから非常に多くの数が製造された。弾薬はこのモデルのために設計された新規格の9.5x21mm弾を採用し、これは以後ノヴァテク製の小火器に用いるスタンダードなピストル・ブレットとして広く扱われるようになる。作動機構はショートリコイル式で、トリガーはシングル/ダブルアクション。装弾数は8+1発で、グリップ・フレームには安全機構としてマガジン・セイフティが組み込まれている。このモデルの最大の欠点はプラスチック製のグリップで、これは素材のプラスチックの質が良くなかったため、稀にだが発砲の際の衝撃で破損する事故が発生した。そのためノヴァテクは二年後の570年に木製グリップを装着したNS−9Bを発表する。その翌年、新開発の強化プラスチック素材を使用したグリップを装着し、細部を改良したNS−9A1を新たに発表。事実上これがNS−9シリーズの完成形として定着し、以後ノヴァテクは民間用NS−9シリーズの生産ラインをNS−9A1のみに絞ったため、NS−9とNS−9Bは571年末に生産を終了した。しかし既に数多く製造されていたNS−9は一般に広く普及しており、「初期型」あるいはストレートの名をもじった「ストリート・モデル」という愛称で呼ばれている。

 

 

コンセプト : プロトタイプ・ユニヴァースにおいて、もっとも普及しているピストルの一つです。デザインは全体的に東欧っぽいイメージを想定しつつ、ベレッタやワルサー(PPK、P−38等)をチャンポンにした感じで。この時期の銃器開発事情は19世紀もかくやというカオスが極まった状況であり、そうした中でこれほど完成度の高いピストルを生み出したアレックス・ウィンゲートは天才と言って差し支えないでしょう(デザインを優先するあまり、機能的な欠陥を見過ごすことも少なくありませんが…)。彼は共通規格や小口径高速弾の開発、プラスチックや合金素材の使用といった現代の銃火器に通じるメソッドを確立した銃器産業の立役者でもあります。NS−9も欠点こそ存在するものの、万人にとって扱いやすくバランスの良い銃だったため、ネガティブな評価が付き纏いながらも長年愛用され続けています。